「蔦屋書店」に学ぶ価値創造のコツ

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あけましておめでとうございます。
新しい一年が始まりましたが、皆さまはどのような思いで新年を迎えられたでしょうか。

年始というのは、日々の業務から一歩距離を置き、

これからの一年をどう進めていくか

会社として何を大切にするのか

を考える良い機会だと思っています。
私自身も、年末年始は普段と違う場所へ足を運び、視点を切り替えられればいいなと思って、少し出かける時間を持ちたいと考えています。

蔦屋書店で感じた「編集された空気感」

そんな中、以前にららぽーと名古屋みなとアクルスにある蔦屋書店を訪れた際に、

うわー、ココすげえなぁ

もう既に普通の本屋じゃないな

本屋ってこんなんやったっけ?

と思わせてくれる空間だと感じたことがありました。
そこで感じたことは、単なる「良い書店だ」という感想にとどまらず、経営や人材育成を考えるうえで多くの学びが詰まっているということでした。

当然その日も何か購入したいわけではなく“ぶらっ”と訪れたわけですが、入って歩いていくとまず印象的だったのは、店内全体に流れる“編集された空気感”でした。
本がずらりと並んでいるにもかかわらず、圧迫感がなく、自然と歩きたくなる。
ジャンルごとの区切りも、「ビジネス」「自己啓発」といった単純な分類ではなく、「働き方」「暮らし」「学び」といった、人の人生や時間軸を意識した構成になっているように感じました。

組織づくりとの共通点

それを見て自分が思ったことは、

これはまさに組織づくりと同じだな

と思いました。
人をただ集めるだけでは、良い組織にはならない。個々の人材をどう配置し、どう関係性をつくり、どんなストーリーの中で力を発揮してもらうか。
蔦屋書店は、本という“素材”を人の視点で再編集することで、新しい価値を生み出しているように見えました。

「人を育てる環境づくり」からの学び

さらに強く感じたのは、「人を育てる環境づくり」の巧みさです。
例えば、初心者向けの本の近くには、少し踏み込んだ内容の書籍が自然と並べられています。

まずはここから

次はこれを読んでみてはどうですか

と、無言のうちに成長の階段が用意されているんです。
これは、人材育成において非常に重要な視点だと思います。
人はいきなり高いレベルを求められても育ちません。しかし、少し背伸びをすれば届く目標が見えていると自ら前に進もうとします。
書店の棚づくりは、

学び続ける人を自然に育てる仕組み

そのものだと感じました。

「支援する」姿勢の大切さ

また、スタッフの方々の立ち居振る舞いも印象的でした。
決して前に出すぎず、しかし質問をすれば的確に応えてくれる。その距離感は、「管理する」のではなく、「支援する」姿勢そのものです。
これは、私たちが派遣スタッフの育成やフォローを行う際にも常に意識すべき点だと感じました。

短期的な売上よりも「長期的な関係性」

経営の視点で見れば、蔦屋書店は「短期的な売上」よりも、「長期的な関係性」を重視しているように思えます。
今すぐ売れる本だけを並べるのではなく、「この場所で過ごす時間そのものに価値がある」と感じてもらう。
結果として、顧客は何度も足を運び、信頼が積み重なっていくのでしょう。
これは、人材派遣業においても同じです。
単発的なマッチングだけで終わるのか、それとも「困った時にまず相談したい存在」になれるのか。
その違いは日々の姿勢や考え方の積み重ねにあります。人材を“資源”として扱うのではなく、“育つ存在”として捉えているかどうかが、企業の姿勢として表れるのだと思います。
この「短期的な売上」よりも、「長期的な関係性」を重視している部分、この点は私が目指している経営スタイルで一番参考にしたいと感じた点です。

人と組織を「編集」するという視点

私たちは、派遣スタッフ一人ひとりが成長し、その成長がお客様の職場に良い影響をもたらすことを理想としています。
そのためには、単にスキルや経験だけを見るのではなく、

どんな環境で力を発揮できる人なのか

どんなサポートがあれば伸びるのか

を考え続ける必要があります。
蔦屋書店が本と人、空間を丁寧に編集しているように、私たちもまた人と仕事と組織を編集する役割を担っているのだと、改めて感じました。

新しい一年に向けて

新しい年を迎え、経営環境は決して楽なものではありません。
しかし、だからこそ「人をどう育て、どう活かすか」が、これまで以上に企業の競争力を左右する時代になっていると感じています。
本年も私たちは三重県を中心に、お客様の経営や現場に寄り添いながら、人材という側面から価値提供を続けてまいります。
ただ今回の蔦屋書店のように、その書店の枠を超え、デザイン性やお客様が見て楽しいと感じられる空間づくりをしているように、私たちも人材派遣という枠を超え、

人と組織の成長を支えるパートナー

として、皆さまと共に歩んでいければ幸いです。
2026年が、皆さまにとって、そして皆さまの会社で働く方々にとって、成長と実りの一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます!!

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