アルファ世代が活躍する2030年代を想像する!

最近お会いした方々とこんな会話をすることが増えてきました。

「最近仕事でAIって活用してる?」
「使ってるねぇ。ウチは進んで活用しなさいよーって会社が言ってるよ!」
「そうなんやー、年代関係なく慣れていくことが必要やよね。」
「確かに!いったい何の仕事に活用できるかって、人や会社それぞれ違うと思うし、アイデアがなければ宝の持ち腐れになるやろうし。」
「若い世代の人たちは活用するのが早いよねー!」
「そうなんよ、自然と活用していくから日常生活に当たり前にある感じよねー。」

注目される「アルファ世代」とは

最近、“アルファ世代”という言葉を耳にする機会が、本当に増えてきました。

2026年を迎え、企業を取り巻く人材環境はこれまでにないスピードで変化しています。

少子高齢化による人手不足、働き方の多様化、DXやAIの急速な進展。

こうした流れの中で、次に社会の中心を担う存在として注目されているのが「アルファ世代」です。

アルファ世代とは、2010年以降に生まれた世代を指します。現在はまだ学生あるいは子ども世代ですが、2030年代には社会に本格的に参入してきます。

日本経済新聞でも先日、「“α世代”とは? 20億人のトリセツ」という特集が組まれていましたが、世界的に見ても非常に大きな人口規模を持ち、消費者としても、働き手としても、無視できない存在になるとされています。

デジタルと共に生きる世代

このアルファ世代の最大の特徴は、

「生まれた瞬間からデジタルと共に生きている世代」であることです。

スマートフォン、動画配信、SNS、AIは、アルファ世代の人たちにとって「新技術」ではなく「生活インフラ」です。

分からないことがあれば調べるのではなく、自然と最適な答えにたどり着ける環境で育っています。

そのため、アルファ世代は「正解を覚える力」よりも、「自分で考え、選び、判断する力」を重視します。

学校教育でも探究型学習や対話型授業が広がっていますが、これはまさにこれからの社会が求める人材像と重なっています。

ノートパソコン(イメージ)
「選ばれる会社」への転換

では、こうした価値観を持つアルファ世代に対し、私たち企業はどのような姿勢で向き合うべきなのでしょうか。

まず重要なのは、

「会社が人を選ぶ」という発想から、「人に選ばれる会社」へと意識を切り替えることです。

アルファ世代は、給与や知名度だけで就職先を決める世代ではありません。

・その会社は、社会にどんな価値を提供しているのか
・自分が成長できる環境があるのか
・多様な働き方や価値観を認めてくれるのか

こうした点を驚くほど冷静に、そしてシビアに見ています。

地方企業の可能性

ここで、私たち地方企業に目を向けてみたいと思います。

「地方は人材確保で不利だ」
「大手企業には勝てない」

そう感じておられる経営者の方も多いのではないでしょうか。

しかし私は、地方企業だからこそ、人材で勝てる可能性は十分にあると考えています。

地方企業の強みは、「仕事の顔が見えること」です。

自分の仕事が誰の役に立ち、どんな形で地域に貢献しているのかが実感しやすい。

これは、社会的意義を重視するアルファ世代にとって、大きな魅力になります。

また、意思決定のスピードや経営者との距離の近さも、地方企業ならではの価値です。

「若いうちから挑戦できる」「自分の意見が反映されやすい」環境は、成長意欲の高い人材を惹きつけます。

規模ではなく、体験価値で勝負することができるのです。

外部人材活用という視点

一方で、全ての業務を自社の正社員だけで担おうとする考え方は、これからの時代には合わなくなってきています。

そこで重要になるのが、派遣人材やフリーランスなどの外部人材の活用です。

ここで一つ、ぜひ見直していただきたい視点があります。それは、

「派遣・外部人材=コスト」という捉え方です。

確かに、短期的に見れば人件費としての「支出」に映るかもしれません。

しかし、視点を少し変えると、派遣や外部人材は未来への投資であると考えることができます。

例えば、専門スキルを持つ人材を必要な期間だけ活用することで、社員の負担を減らし、組織全体の生産性を高めることができます。

また、外部人材が持つ知見やノウハウが社内に蓄積されれば、長期的には自社の競争力向上にもつながります。

特にアルファ世代は、「一つの会社に長く勤める」ことを前提としない働き方に、抵抗がありません。

プロジェクト単位、複業、リモートワークなど、多様な関わり方を自然に受け入れています。

そうした価値観に合わせて、企業側も柔軟な人材戦略を取ることが求められます。

これからの人材戦略

派遣や外部人材を上手に活用する企業は、変化への対応力が高く、結果として社員が本来注力すべき業務に集中できる環境を整えています。

これは「人件費削減」ではなく、人材の最適配置という投資判断だと言えるでしょう。

アルファ世代は、まだ社会の前線には立っていません。

しかし、彼らが当たり前とする価値観は、すでに私たちの目の前にあります。

今の延長線上だけで人材戦略を考えていては、数年後、「選ばれない企業」になってしまう可能性もあります。

地方企業が人材で勝つために必要なのは、規模の拡大ではなく、

「考え方のアップデート」

です。

「人をどう活かすか。」

「外部の力をどう取り入れるか。」

そして、どんな未来を共に描けるのか。

アルファ世代の躍進は、私たちにとって「脅威」ではなく「変革のチャンス」です。

この変化を前向きに捉え、一歩先を見据えた人材戦略を進めていくことが、これからの時代を生き抜く鍵になるのではないでしょうか。

今月も私たちパソピアは、皆さまの「組織の成長や未来について」、一緒に考える機会が頂戴できれば幸いです。

今月もどうぞよろしくお願いいたします!!

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