“言わなくても伝わっている”は、幻想
経営やマネジメントの現場では、「忙しさ」が口数を減らします。「見てるつもり」「分かってるつもり」になってしまいがちです。
でも、実際にスタッフや社員に尋ねてみると、
・自分が貢献できているか分からない
・誰も何も言ってくれないから、不安になる
・評価されてるか、よく分からない
という声が出てくることも少なくありません。これは決して、甘えではなく、健全なフィードバック欲求なのです。
この夏、“言葉の扇風機”を回そう
今年も6月から暑さもどんどん厳しくなり、8月は各企業様、長期休暇前とも重なって現場も管理部門も忙しさのピークに向かっていく時期です。
そんな今だからこそ、言葉による風通しが職場に必要です。
・いつもありがとう。今月も安定感あったね
・この改善提案、前よりレベルが上がってるよ
・成長してるの、ちゃんと伝わってるからね

たった一言でも、“見ているよ”と伝わるだけで、相手の脳と心は大きく動きます。また、人の行動が変わり、職場の空気が変わり、パフォーマンスが変わります。
この夏、数字や成果を支えているのは「言葉の力」かもしれません。社員もスタッフも、あなたが思っている以上に、フィードバックを求めているのです。
人と人とのあいだに、涼しい風が流れるような言葉を、どうか惜しまず使ってみてください。きっとあなたの周囲で、いい変化が生まれてくると思います。
今月もどうぞよろしくお願いいたします!
皆さま、暑さに負けず、言葉で元気を届けていきましょう!
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