セレンディピティ

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 このところ、世の中に行動制限が発せられないおかげもあって、随分と人々が国内や海外を行き来することが容認されていることを実感しています。

 私自身、10月に3年ぶりに東京へ出張しました。到着するとそこはパンデミック以前と変わらない人が街に出ているなと感じました。その街の様子を見てなぜか勝手に嬉しくなって、気分が高揚している自分がいました。

気持ちの高揚と成功法則

 自分の気持ちが高揚するときって、普段はしない活動や行動をしているときや、やはり何か新しいことをしようと考えているときなどに気持ちが高揚するよな、と感じています。

 そうです。変化させようと思っていたり、今までにない活動をしていこうと考えていたりするタイミングは非常に情熱的に取り組めている気がします。

 パソピアのグループ会社であるサクピスの経営信条(一部抜粋)に

情  熱:燃え上がる様な熱い感情
ロマンス:夢を持ってそれに挑む精神

 と、あります。

 いつの時代であっても、成功した経営者が次から次へと新しいビジネスをして、あれもそれもうまくいったという話は実は少ないのではないでしょうか。

 ある説によると成功するのは偶然で、後からこうしたからうまくいったという話はあたかも成功法則になって広がるというのです。

 実は本当の成功は成功法則よりも「偶然」を引き寄せた方が確率は高くなるそうで、かみ砕いて要約すると、失敗しても挑戦し続ければいつかは当たる。

 これが本当の成功法則で、やり続ければ偶然も引き寄せるということです。

 今、この偶然を活かすということが成功には不可欠ということをよく目にするようになりました。

 確かに、「一期一会」という言葉があるように、新たなビジネスチャンスはいつも人が運んできてくれる、相手があってはじめてチャンスが生まれると思っています。

「一期一会」は会合やその他の場面で人と人とが「こうして出会っているこの時間は、二度と巡っては来ないたった一度きりのもの。だから、この一瞬を大切に思い、今できる最高のおもてなしをしましょう」という含意で用いられ、さらに「これからも何度でも会うことはあるだろうが、もしかしたら二度とは会えないかもしれないという覚悟で人には接しなさい」という、人と人との大切な出会いに対しての精神がひとことに表現されているように感じます。

一期一会

 一期一会の場面を活かし、機会には「情熱」をもって挑戦し続けていく気持ちがあってこそ、「偶然」を引き寄せる人になれるのではないかと思い、このところ「偶然」に注目しています!

 「偶然を引き寄せる」ということが大切だとは分かってはいますが、ある調査によるとパンデミックによって私たちの仕事上および個人的なネットワークは16%近く、数にすると200人以上も縮小したことが明らかになったそうです。

 もし通常の状態だった場合、ネットワークは縮小するのではなく変化するそうで、引っ越しや転勤、子どもの誕生などによって徐々に友人が減るのではなく、失った友人の代わりに新しい人間関係を築いていくのです。

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