「バイアス」多すぎです!

自由だ
私、いつも騙されます

先日、ビジネス思い込み度チェックというものに遭遇しやってみましたが不正解!
センスないんです…。

こんな内容でした。

1.
国税庁による「民間給与実態統計調査」は日本人の給与所得者の年収についてのリサーチにもなっています(ここでは2018年分を使います)。

以下では、どちらの選択肢が最も年収が高いと思いますか?

A 日本人の年収の平均より40万円低い人
B 日本人の年収の中央値より10万円高い人
C 日本人の年収の最頻値

正解は…、

A「日本人の年収の平均より40万円低い人」

2018年分の調査によると、日本人の「平均年収」は441万円になります。

一方で、「中央値=順番でちょうど真ん中の年収」はおおよそ370万円と推測されます。ここでは「正規分布バイアス」という心理バイアスが働いています。

このバイアスを避けるには「平均値」と「中央値」あるいは「最頻値」の違いを理解する必要があります。年収は少数の高所得者がいる一方で、多くの人が「400万円以下」に該当しています。
つまり、平均値は少数の高所得者に引っ張られますが、「中央値=順番でちょうど真ん中の年収」自体は「400万円以下」になるわけです。

最頻値もまた最も該当数が多い値ですので、年収に関しては平均値よりも大きく低くなります。

データを検討するときには、平均値に惑わされずにその分布をしっかり把握することが大切です。

2.
とあるジャムの専門店があります。店頭に3つのテーブルを置き、商品を陳列しています。
一つのテーブルには6種類のジャム、別のテーブルには24種類のジャム、最後のテーブルにはほぼすべてのジャムを並べました。

どれが効率よく売れたでしょうか?

A 6種類のジャムを置いたテーブル
B 24種類のジャムを置いたテーブル
C ほぼすべての種類のジャムを置いたテーブル

正解は…

A「6種類のジャムを置いたテーブル」

ここには「ジャムの法則」と呼ばれる心理バイアスが働いています。

「選択の科学」の著者としても名高い、社会心理学者シーナ・アイエンガーが行った実験によると、6種類のジャムのテーブルの購買率がおよそ30%だったのに対して、24種類のジャムのテーブルでは3%でした。

一概に商品の種類が豊富であればあるほどいい、というわけではありません。
アイエンガーはこの実験結果から、人は選択肢が多くなりすぎると選択に時間がかかってしまい、最終的な購入の意思決定を下しにくくなると結論付けています。

ちなみにアイエンガーは平均的な消費財では、5から9アイテム程度の品揃えが有効と唱えています。

たった2問でも、「思い込みの罠」に引っかかってしまいました。

しかし、この「心理バイアス」を避けることができれば、より正しい判断や意思決定をすることができますよね。

現代においてのバイアスといえば「ジェンダーバイアス」や「アンコンシャスバイアス」があります。
我々が時を同じくして生きている現代社会において、身近なところに気づかないうちに潜んでいるこれらのバイアス。

「ジェンダーバイアス(社会的・文化的な意味での性差に対する固定概念や偏見)」では、

  • 「女はこうあるべき」
  • 「男はこうあるべき」

といったことが重視されるせいで、その人らしさを否定して個人の可能性を狭め、自由を奪う原因になります。

また、

「アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)」では、

  • 「上司は部下よりも優秀でなければならない」
  • 「世代、学歴、転職歴、部署などで相手をみてしまうことがある」
  • 「最近の若者は根性が足りないと思う」
  • 「シニア世代はパソコンが苦手だ」

といった、本人の意図や思考とはまた別のところで、過去の経験や共有されてきたことから、「無意識」のうちに受けた影響が「偏見」をつくりだし、その人の当たり前の常識となって言動に現れてしまうものなのです。

世界経済フォーラムの昨年の調査によると、日本のジェンダーギャップ(男女格差)指数は、世界153か国中120位でG7の中では最下位でした。

政治や経済の世界において、これも私のバイアスかもしれませんが国会議員の女性比率、企業における女性管理職や女性経営者の比率はまだまだかなり低いと感じます。

日本社会を先導する こういった 分野のジェンダーギャップが大きいことは、日本社会に潜むジェンダーバイアスの一因になっているのではないでしょうか。

身近に潜むジェンダーバイアスですが、世の中にはそれを象徴する言葉もあるのが事実です。

身近な言葉でジェンダーバイアスを象徴しているもの…例えば…

身近なジェンダーバイアスの例は…?

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