もう一つの大切なこと
もう一つは「すぐに行動する」ということではないでしょうか。
簡単そうですが、実は難しいですよね。大きい目標があっても細分化したりして、小さな達成があったときに自分を褒めないといけませんね。
そのようにして「やる気」を維持します。
しかし目標を達成できなかった、となることもあると思います。これは、目標を見直しして、次回以降の目標に生かすことが大切ですね。
目標設定すると自分との戦いになるのではないかと思うのですが、目標があることで仕事もプライベートも充実し人生の充実にもつながります。
今年はこれまでの経済不安が回復に向かい、飲食業や旅行業などを中心に苦しかった業界にも光が差し、経済成長や業界発展がなされることを期待しています。
その中で環境変化は常におこってくるでしょうが、その際は冷静に環境分析して、当初の目標に固執しすぎず柔軟な対応が必要ですね。
目標は、将来における公約です。
三人のレンガ職人
以前に聞いたことのあるお話しで、「三人のレンガ職人」という話があります。
旅人が旅の途中で、三人のレンガ積みに励んでいる職人に出会い、それぞれに「何をしているのか?」と尋ねていきます。
職人たちの答えはバラバラでした。
- 1人目:辛そうに「レンガを積んでいる」
- 2人目:必死な様子で「壁を作っている」
- 3人目:イキイキと「歴史に残る偉大な大聖堂を作っている」
と、3通りの答えが返ってきました。
この中で、最もモチベーション高く、そして一番いい仕事をする(=良いレンガの壁を作る)のはどの職人でしょうか。
明らかに3人目の職人ですよね。
作業の先にある目的が見えているので、積極的に仕事に貢献しようとする姿勢が感じ取れます。
背景や役割を理解する
ビジネスの世界においては、このような分かりやすいストーリーばかりでなく、断片的に目標が降ってきて、意味も分からず追い立てられるというような「やらされ感」に陥ってしまう場面もあるでしょう。
そういう時に求められるのが「背景を理解する力」ではないでしょうか。
なぜ市場や顧客がこの商品やサービス(先ほどのたとえなら「大聖堂」)を求めているのか。その中で競合の変化を読みながら、自社の組織の目標の背景も理解する。
そうすることで、なぜ組織の中でこの役割が必要か(なぜ自分はレンガを積むことが必要か)を理解し、より役割を踏まえ、目標に向かって進むことが出来るのでは!と感じます。
ここまで私が考える目標についての考えを書かせて頂きましたが、新年、新しい年の始まりに皆様が「目標」を考えるきっかけになれば幸いです!!
結びに本年が皆様にとって笑顔ですばらしい一年になりますよう、心からお祈り申し上げます。
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